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BLAZER<ブレザー>の語源

みなさん、こんにちは。
ZERBINO<ゼルヴィーノ>の平泉です!
夏休みに入り、東京の各地名所がにぎわっていますね。
今年は原油高騰の為、海外旅行につきものの
燃油サーチャージが去年の倍以上になっているみたいですね。
なので今年は国内で過ごされる方が多いそうですよ!
確かにあのサーチャージだけで国内で旅行できちゃいますもんね。
毎年一回海外に行くようにしているのですが、今年はどうしよう、、、
と考えているこの頃です。

さてなかなか聞くことが少なくなった言葉の中で、
「ブレザー」というオーダーに関わる言葉があります。
そもそも「ブレザー」とはどういう語源なんだろう。。。?
今回は「ブレザー」 の語源をご紹介したいと思います。

ブレザーは2つ語源があるといわれています。
①シングル仕立てブレザーの起源
19世紀中ごろ、イギリスで有名な
オックスフォード大学VSケンブリッジ大学のレガッタレースの際、
ケープをまとったケンブリッジの選手が一斉にケープを外したところ、
着ていたユニフォームが燃えるような真赤であり、観衆が選手たちを
「Blazer<ブレザー>(Blaze=燃えるような色)」
と呼んだ所から名付けられたそうです。

②ダブル仕立てブレザーの起源
19世紀始まりのころ、当時の女王・ヴィクトリアが
イギリス海軍の軍艦・ブレザー号を訪問する際、
船員全員が濃紺(ネイビーブルー)のダブルスーツを着て
出迎えたそうで、その制服を見てほかの艦でも制服として
採用したところから始まったそうです。

スーツと大きく違うといわれているところが、
制服として着られることが多いので、
・金属製のボタン
・左胸のパッチドポケットにエンブレムをつける
・耐久性のある生地で仕立てる
この3点が「ブレザー」といわれるポイントになるそうです。

今期秋冬のトレンドの中で「トラッド」というキーワードがありますが、
「ブレザー」もトラッドのベースになっている服の一つなので、
皆様も今年の秋冬は「ブレザー」をオーダーされてみてはいかがでしょうか?