【ZERBINO新宿店 石井ブログ】
ZERBINO新宿店の石井です。
皆様連日のご来店誠にありがとうございます。
うかうかしているとコートの時期どころか気づいたら年末になっている最近。
(歳を取った証拠ですね。)
先日ラジオを聞いていたところ、「お盆を過ぎたらもう年末」と言っていました。
軽妙な言い回しで笑ってしまいました。
ですが案外笑ってもいられません。既にオーダー頂いておりますが、コートは早めに仕込むに限ります。
出来上がり時期は既に10月後半～11月前半になります。
多くのコート生地がありますが、石井のオススメはこちら
【Fabric】深喜毛織
【Price】￥159,000+TAX(￥174,900TAX IN)
黒がわかりづらいですが、実際に見ると自然な光沢があります。
カシミヤと言えば、ZERBINOには美しく光沢のあるインポート生地たちが並びます。
ロロピアーナ、グァベロ、カルロバルベラ…
どれも最高の表情であり、カシミヤの保温力を生かし、薄めの生地感です。
ですが着ると温かい。
対してこちらの深喜(フカキ)はカシミヤ100%にも関わらず目付は500g。
触るとこぼれそうなタッチであるのに、重厚な生地感です。
相当温かいことが予想されます。
キングオブ寒がりの私にはうってつけの生地です。
只今私はこちらでラグランコートをオーダーしております。
お客様にはよく、カシミヤは冬電車内や室内では暑いと言われますが、
そういった意見は理解しつつも、個人的には賛同できかねます。
ふとした寒さも嫌な石井。温かい電車内であったとしても、扉が開いた瞬間に吹き込む冷たい風が何よりも嫌です。
冬の各駅電車は親の敵ですし、室内から外へ出る瞬間の寒さには卒倒しそうになります。
でもサウナは好きです。
…話はそれましたが、
深喜は歴史の長いメーカー。
ホームページも、モノづくりに対する拘りが感じられます。
HP URL(https://fukaki.co.jp/)
カシミヤにおいては日本でトップと言っても過言ではありません。
先日よく行くセレクトショップのスタッフさんといいカシミヤで注文していると話したところ、
「もしかしてフカキですか？」と言われました。
聞くところによると、以前国内ライセンスでやっていたバレンシアガが生地を使っていたとの事。
真偽の程は定かではありませんが、触って分かる品質です。
まるで餅を触っているようなもっちり感。
それでいたカシミヤの光沢も素晴らしい。
…私以外にも極度の寒がりの方はいるはずです。
ダウンもいいですが、365日できる限りカッコつけたい私(実際不可能ですが)にはややカジュアルすぎるように感じます。
ドレスな服に対して機能を謳うのはやや野暮に感じる最近。でもカッコよくて暖かいなら最高じゃないですか。
皆様も是非。
以上石井でした。
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