1990年代後半の色気

【ZERBINO銀座店Blog】

みなさまこんにちは。

ZERBINO銀座店の田上です。

本日ご紹介する生地はこちらです。

生地品番　　　TS7132

WOOL　100％

Custom Line　　　￥45,100

Luxury Line　　　￥97,900

タテ糸、ヨコ糸ともにブラック単色とブラック＆ホワイトの

杢糸を使った、近頃はあまり見かけない表情の生地です。

1990年代後半だったと思いますが、イタリアのファクトリー系の

割とゆったり目に作られたスーツが流行ったことがあったのですが、

そんなスーツに使われていたのがこのような表情の生地でした。

なんとなく90年代の色気を感じますね。

日本国内でも、主にパターンオーダーで多くの企業やブランドが

手がけていた記憶があります。

当時はこの手の生地がたくさん出回っていました。

織り方も、2/2の綾織（タテ糸がヨコ糸を2本飛んで2本潜る最も

一般的な綾織）よりも糸を若干多く飛ばしています。

（左側が表で右側が裏です）

杢糸使いも手伝って豊かな表面感をが生まれていますね。

ストレッチ性も結構ありますよ。

クラッシックなスーツとは一味違ったスーツを狙ってみるのも

いいのではないでしょうか。

ZERBINO銀座店　田上

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