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【ZERBINO 銀座店小椋 Blog】

ZERBINO Blogをご覧のみなさま、こんにちは。

銀座店の小椋でございます。

こちらのBlogを綴っている本日は、雨降りの月曜です。

段々と暑くなってきてますね、気づいた頃には既に夏になってそうな気がします。隣ではスタッフ加藤が3秒に1回「暑い」と嘆いています。

ただ確かに今年も暑くなることが予測されますので、

今回は粋でいなせなジャケット生地をみなさまにご紹介いたします。

【Fabric】

TALLIA DI DELFINO -AREA 3.1 –

82-2575

【Order Jacket】

Custom Line ￥53,000(58,300)

Luxury Line ￥92,000(101,200)

世界三大織元「タリアデルフィノ」よりご紹介。

これまでもシリーズで言いますとハニーウェイやモニュメントなどをご紹介してきましたが、

今回は初登場エリア3.1。

米国空軍の極秘基地のことではないですし、イチローさんの守備エリアのことでもございません。

従来の春夏向けで出していた生地よりも3.1倍の通気性を感じられるコレクションになっております。

3倍ではなく3.1倍という点がタリアの努力が見えてきます。確かに触れば間違いなく涼しいであろうと確信を持てます。

寄りでごらんいただけると表面の凹凸感が目立つかと。

こちらは楊柳織りといわれる生地でして、緯糸に強撚糸を用いることでしぼを織り出しております。サッカー生地のような雰囲気と思っていただいて結構です。

強撚ですのでシワにもなりずらく、丈夫ですのでラフに着るにはもってこいですね。

ルーツを辿ってみると安土桃山時代まで遡り、特に京都で盛んに生産されていたようでして、それもあってか楊柳の別名は｢京ちぢみ｣ともいいます。数々の人々を魅了してきた織り方だったんです。

夏の暑さを忘れさせてくれそうなほどに深いブルー。

明るすぎるブルーではないので様々な小物を合わせたくなります。

袖付けはぜひマニカ使用に、袖裏地も付けずにとにかく楽に着たい一着に仕立てたいですね。

楊柳の風に吹かるるが如し、さらっと羽織りたいですね。

以上、ZERBINO銀座店の小椋でした。

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