【ZERBINO 銀座店 小椋 Blog】
ZERBINO Blogをご覧のみなさま、こんにちは。
銀座店の小椋です。
ようやくお外へお出かけしたくなる気候になりました。
私はいつかビスポークスーツの中心地であるSavilerowに行きたいと思っております。
毎日ストリートビューで行ったり来たりしてはいるのですがどうも満足できません。
いつか必ず行きたいと思います。
さて、そんなSavilerowに今は閉店してしまいましたが、
長いこと店を構えた既製品店 CHESTER BALLE の名が描かれた服地がございましたのでご紹介いたします。
CHESTER BARRIE – チェスター バリー –
No. CH6221
Wool 75% Mohair 25%
Custom Line \63,000-(69,300-)
Luxury Line \124,000-(136,400-)
ZERBINOには何点かCHESTER BARRIEの服地が並びますが、その中でも私のイチオシはこちら。
こちらは冒頭で触れた通り服地メーカーではなく、既製品ブランド。いわゆるLANVINやDunhillと同じ、ライセンスブランドの位置づけです。
こちらの服地がいつ展開されていたか正確には分かりかねますが、
CHESTER BARRIE自体は約30~40年ほど前に一世を風靡していたようで、
高級テーラーが並ぶSavilerowに既製品ながらも店を構えるだけあり、
縫製のクオリティが高く美しい仕上がりに人気があり、それは飛ぶ鳥を落とす勢いだったとか。
(また著名人に愛されたd’Avenzaに関しては、ローマのCHESTERBARRIEなどと評されていたそうです。)
地の色は深いネイビーで落ち着いた印象ですが、なんといっても注目すべき点はストライプのカラーリングではないでしょうか。
ホワイトやブルーのストライプはよく見かけますが、テラコッタと山吹色が交互に走っております。
しかも山吹色のストライプはピンストライプとなっております……そのような細かい意匠、私は大好きです。
テキスタイルにのみ触れておりましたが、
服地としてのクオリティが本当に素晴らしいです。
こちらは贅沢にSuper 120のウールとSUMMER KID MOHAIRがタッグを組んでいて、当然の如く上品な表情になります。
もちろん平織りですからタッチはドライですが、どことなくシルクを彷彿とさせる艶と構築的な仕上がりに期待ができます。
市場にはなかなかに出回らない服地なようにも思えます。
一点物ですので、ぜひ見るだけでもいかがでしょうか。
以上、ZERBINO銀座店の小椋でした。
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