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みなさまこんにちは。

ZERBINO銀座店の田上です。

本日ご紹介する生地はこちらです。

 

TAYLOR &LODGE

 

TAYLOR & LODGE     テイラー&ロッジ

3PLY  スリープライ     WOOL 100%

生地品番   32TL-3412

Custom Line   ¥91,300 in tax

Luxury Line   ¥158,400 in tax

 

TAYLOR&LODGE

 

 

最近、事実上の廃業が伝わってきているテイラー&ロッジのスリープライが

出てきましたよ。

イギリスの毛織物メーカーの多くははかなり前から外国資本(中国系やアラブ系)の

傘下に入っていましたが、テイラー&ロッジも例外ではありませんでした。

近年では同じグループの傘下に入ったウイリアム・ハルステッドの社長だった

『ウイリアム・ハルステッド』氏がテイラー&ロッジの営業担当になったりと

なんだか、訳が分からない状況になっているなと感じていました。

 

テイラー&ロッジは私が生地の仕事をしていた時に、バウワー・ローバックと

ならんで最も多く訪問していたメーカーです。

多くの毛織物メーカーが郊外に在るのに対して、テイラー&ロッジは

珍しく町の中心に近い立地でした。

ハダースフィールドの駅にも近かった気がします。

 

当時、社長だったゴードン・ケイ氏はハダースフィールドの毛織物メーカー

のなかでも顔役のような存在で、紳士的でとても懐の深い方でした。

現地でもよく食事に連れて行っていただいたのですが、かなりの食通で

彼がリザーブしてくれたレストランはどこも素晴らしいお店でしたよ。

日本食にも精通していて、来日した際は東京の高級寿司店にも通っていたようです。

そんなゴードンさんも2年ほど前にお亡くなりになりましたが、

彼も日本のオーダースーツマーケットに多大な貢献をされた方です。

ゴードンさんのご冥福とイギリスの毛織物の伝統が消えないことを祈ります。

 

TAYLOR&LODGE

 

今回の生地ですが、テイラー&ロッジではあまり馴染みのないスリープライの

所謂フレスコタイプの品質です。

イギリスの毛織物メーカーなので様々な種類の生地を作ってはいますが

どちらかというとクリアなファインウーステッドのイメージが強いですね。

 

スリープライは通常、双糸と単糸をやや強めに撚り合わせて作るので

糸同志の間に隙間が出来やすく通気性が良くなる一方、透け感も生まれますが

この生地は糸の撚りがそこまで強くないのか、透け感が若干少ないようです。

なので、平織でありながらもかなり長いシーズンの着用が可能です。

もちろん、耐久性や防シワ性も高いですよ。

 

TAYLOR&LODGE

 

デザインもミディアムとチャコールの中間ぐらいのグレイベースに

1.1cm巾のペンシルストライプを乗せたイギリスらしいクラッシックで

落ち着いた表情に仕上がっています。

 

とても貴重な生地ではありますが、実用性も高い品質ですので

ビジネスパーソンの仕事服として是非ご愛用していただきたいと思います。

 

 

ZERBINO銀座店 田上

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