【ZERBINO-ゼルビーノ-銀座店blog】
皆様こんにちは!
ZERBINO-ゼルビーノ-銀座店の川端です!
本日の紹介はこちら。
〈fabric〉
・GIANNI VALENTINO W100% 64-2462
〈suit price〉
・Custom Line ¥53,000+tax(¥58,300)
・Luxury Line ¥114,000+tax(¥125,400)
今回はバンチブックには載っていない特殊な生地の紹介です。
生地のミミには、
「 GIANNI VALENTINO」
「SUPER 100’s WORSTED」
の文字が織り込まれています。
ジャンニ・バレンチノは調べると生地メーカーではなく、イタリアのデザイナーであるジャンニ・バレンチノによるシグネチャーブランドのようですね。
私も詳しくはないのですが、日本ではライセンスブランドとしての側面もあるみたいなので、この生地もその部類かと思われます。
その下にある「SUPER 100’s WORSTED」。
ZERBINOをご利用頂いてる皆様はよく目にしているワードかもしれませんね。
ZERBINOでは当たり前のように置いている生地ですが、そもそもSuper 100’sに相当する細さの羊毛は一般的な羊毛に比べて採取できる量が少ないため、高級原毛と呼ばれています。
私たちも当たり前のようにSUPER 100’sの生地を紹介していますが、この状況に感謝しないといけません。
また、実用性とのバランスが絶妙なのがSuper 100’sの良さだと思います。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、Superの数字が上がっていけば、原毛は繊細になり、耐久性が乏しくなっていきます。
良いウールを着てみたいけど、耐久面も重要視したいという方は是非着目してみてください。
ここまでは生地のミミから読み取った情報ですが、私はこの生地本体の表情を実際にご覧いただきたいです。
画像でうまく表現しきれないのがもどかしいところで、実際に見ると細部まで拘っているのがわかります。
控えめながらも奥行きのあるヴィンテージ感のある生地。
Super 100’sという柔らかい原毛を使っていながらも生地感はしっかりしています。
それだけ贅沢な量の原毛を使っている証拠です。
全体像はライトなグレーなのですが、黒い色もしっかり織り交ぜているので、大人っぽい渋い雰囲気を醸し出していますね。
都会的な印象にもっていくのであれば、黒のタートルネックと合わせるとモノトーンでシックな感じになります。
最近このような生地が気分の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
バンチには載っていない特別な生地を、主張せず独特な風合いを持つ生地を手に取ってみては如何でしょうか。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
川端 將勢
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