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イギリスのテーラーに伝わる『裁断ばさみ』の重さ

こんにちは、ZERBINO<ゼルヴィーノ>の平泉です。

ここ最近、夜が更けるのを忘れて、伯母の洋服を縫っております。
販売とはまた違った好きな時間の一つです

ひと針ひと針進んでいくと、一つ一つ形になって行く。
一枚の布から一つの形にする快感はたまらないですね。さて洋服を作るときに必ず必要なのが裁断ばさみ

英国のテーラーでは裁断ばさみを師匠のカッターから
弟子のカッターに渡す習慣があるそうです。

*カッター=採寸・型紙作り・裁断・補正までこなす職人

テーラーのカッターの中でも師弟関係はあるのですが、
弟子が一人前になった時に師匠からはさみを弟子にプレゼントするそうです

商売道具のはさみを受け渡す。
伝統技術を手から手へ渡す、そんな感覚に近いんでしょうね。
『伝統を受け継ぐ重さが、はさみの重さとなって生地を切る』
裁ちバサミを通して伝わってくる素材の重さや、
ハサミをおろす度に響く素材の感触。
「オーダースーツを作るには、はさみを使って素材と話すんだ」と、
私の師匠もそう言っていました。
裁断はさみは職人 にとっていろいろな方の思いがつまった道具の一つなんです。

ZERBINOではそういう手裁断にこだわって見つけてきた工房(ファクトリー)ならではの
オーダースーツを味わえるラグジュアリーラインをご用意しております。
着るたびに「あ、いいな。」と感じられる
本格的オーダースーツならではの着心地から、
職人のこだわりの匂いを感じていただければと思います。
ぜひそんなお話もいろいろなお客様としたいなと思うこの頃です♪

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