【ZERBINO新宿店石井ブログ】
ZERBINO新宿店の石井です。
今回は股下の長さのお話。
あくまでも一つのご提案としてお読みください。
スーツを誂える上で悩ましいのがスラックス丈。
足が綺麗に見える長さは?失礼のない印象にするには?
…ご自身の演出したいスーツをどうするかで長さは変わっていきますし、
時代的背景(トレンド)や年齢でも変わります。
私も色々追求し、試してきました。
今回はあくまでも「綺麗なシルエット」
を追求した内容です。
「足を綺麗に見せる」にはジャストの股下。
視覚上、皺やゆがみのないスラックスは非常に綺麗に見えますし、
足も長く見えます。
「昔の股下は長かった」とよく言われますが、
どの時代を切り取るかによって変わっていきます。
これは1920年代ごろのウィンザー公。
昔もこのような股下でした。
冒頭の画像と同じくらいの長さでしょう。
「昔」
だから長いというわけではありませんね。
時代は変われど人間の体系は中々変わりませんので、
視覚上美しく見える長さは変わりません。
こちらの正確な情報は不明ですが、
1920年代のスーツと言われています。
特に長くありません。
こちらは1940年代。
…。長い、非常に長い。
こちらの年代がお好みな方にとっては、
「クラシックスーツは股下が長い」
という解釈になりますね。
…さて時代は変わって現代のスーツです。
引用元https://www.mens-ex.jp/archives/1106579
こちらのスーツはアットリーニ。
値段は61万。
いわゆるラグジュアリーなブランドも、
この丈が綺麗に見せる丈だと感じているのでしょう。
https://store.united-arrows.co.jp/shop/ua/store_blog/2013/11/post-229.html
こちらはリベラーノリベラーノ。
リベラーノ氏のサイズ感はまさにジャスト。
きつくもなく、ゆるくもなく。
しかし股下はそこまで長くありません。
いかがでしたでしょうか。
結論からいうと、
股下の長さは
「ノークッション~ハーフクッションが最適である」
と言えます。
しかしこれだけでは何とも言えないのが紳士服の難しい所。
仕事上靴下が少しでも見えるのは避けたい方、
ご年齢的に抵抗がある方
(リベラーノ氏の通り、本来年齢は関係ないとお伝えしてはいるのですが)
など、
「綺麗さ」よりも「社会的な見え方」
を考えると、手放しにノー~ハーフクッション以外NGだと言うわけにもいきません。
ですので冒頭の通り
「綺麗さ」にフォーカスすれば
という伝え方になるわけです。
難しいですね。
基本的にZERBINOは「ノー~ハーフクッション」を提案していますが、
もちろん様々な長さを設定できますし、もちろん
1940年代の画像のようにも出来ます。
(実際そういったお客様も多くいらっしゃいますし、かっこいいです。)
中々普段生活するうえで、考えることがないかもしれませんが、
非常に重要な要素です。
皆様のこだわりを是非投影してみてください。
以上石井でした。
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