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イタリア洋行記③

【ZERBINO銀座店 石井ブログ】

 

さて長々と続いておりますイタリア洋行紀。

今回はミラノウニカからイタリア散策。

 

 

(前菜。この後Tボーンステーキが来るんです。)

 

 

満腹の後に就寝しました。

疲れやら何やらで、ホテルに着き爆速で睡眠。23時にはしっかり寝ているなんていつぶりでしょうか。

すっきりと起床しました。

 

 

朝道すがら、下地は変なおじさんに突然歌を歌われたりしながら地下鉄でウニカの会場へ。

ミラノの地下鉄は、全てクレジットカードで通れるので便利でした。(何度か反応しない改札にも当たりましたが…)

して到着。

 

 

(数年前は別会場だったとのこと)

 

 

 

道中のエスカレーターで、ミラノはどっち側に並ぶんですかね〜?どうなんですかね〜?と日本語で話していたら「コッチ」と右側を指されて言われました。

顔は完全にイタリア人でしたので、アテンドの方と少しびっくりしました。

皆さん、イタリアは関西と同じようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて会場は様々なメーカーのブースがあり、とても広く感じましたが、これでも縮小しているそうです。

それぞれアポイントを取っていたので、メーカーと商社をつなぐエージェントの方を挟みつつ、生地の見本をたくさん見させていただきました。

本当は撮影した生地の画像なども載せようかと思ったのですが、何分来年の新作につきその辺のこコンプライアンスが不明の為そちらは控えておきます。

 

 

 

全体の傾向としてはやはりイタリアのメーカーはストレッチを推していると思いました。

世界全体がカジュアルに向かっている中、街並みをみてもイタリア人はジャケットを着ている人が多く見られました。

日常で浸透しているからこそ、こう言った流れになるのか、それともカジュアル向け(ブルゾンやドローコードのスラックス)に需要があるのか不明ですが、ストレッチシリーズを用意していないところはないくらいの勢いでした。

確かにストレッチのスーツは一度着ると病みつきになります。全部ストレッチにしてくれ。と言いたくなるほどですが、反面硬く、伸びない生地も魅力的に思います。

私も昔は固い生地ばかり好んでいましたが、ストレッチや、柔らかい生地は本当にストレスがない。結局「両方楽しめばいいのでは?」と思いました。

 

 

また、ジャケットの生地をメインで出しているディプライ、イートーマスは本当に楽しかったです。

エレガントで洒落た柄が多く、これでジャケットを作ったら…と、思考が飛びかけることが多かったです。

 

 

 

 

 

 

カノニコではこちらを貰いました。

25SSのテーマはVBC(ヴィターレ・バルべリス・カノニコの略)パーティだそう。

カノニコはパーティーにちなんで、ジャガードやリネンなどの大胆な柄が多く提案されていました。やはり面白い。

我々もビジネスとして売れるものを仕入れるのが最も大事ですが、面白い、新しいことをやり続けなくてはな…と思いました。

また、新たな取り組みのシリーズもありました。見本を見ていると、手がけたデザイナーが心配そうに見に来て、我々のリアクションを観察していました。自分の作った子ですから、気になりますよね。

 

 

会場全体では日本の商社や、セレクトの方もいらっしゃって大変賑わっていました。

 

 

 

 

 

さて様々な見本の取り寄せを依頼した後に会場を後にし、フリータイムで下地とドゥオモ付近に降り立ち散策。

ドゥオモ。かなり荘厳な雰囲気でした。

 

 

(夜のドゥオモ。こんなの初めて…!)

 

 

 

正直イタリアに来たといえど仕事ばかりでしたので、ここが最もイタリアー!!!!!と感じた所でした。

海外にきたら本屋に行きたいと思っていたので、通りの大きめな本屋に。

漫画のフロアはほぼ日本の漫画でした。

漫画好きの後輩の為にイタリア版のスラムダンクとスティールボールランを購入。

また、下地がファッションのコーナーを発見し、2人で興奮しておりました。

やはりファッションの国だからか、どれもこれも魅力的な書籍ばかりでした。時間の制限がなければ永遠にいれそうです。

 

 

 

(これは自宅にて撮影しました)

 

 

インテリアとしておいても映えそうなエルメスオレンジのブック、他にはドゥオモと、黒猫のメモ帳(黒猫の愛猫を飼っているので)を購入。こういうのも全てイカして見えてしまいます。異国フィルターなのか…。

(ちなみにこの黒猫、たまたまホテルで見ていたイタリアの料理番組の背景にも絵が飾られていたのですが、有名なのでしょうか)

エルメスのブックだけでなく、シャネルやグッチなど、ラグジュアリーブランドのこういったブックがありました。

他にもファッション系のビジュアルに富んだ分厚い本が様々。所有欲をかなり満たしてくれそうだったのですが…円安め!!

 

 

 

百貨店のリナシャンテ。

KENZOやY3など、日本のブランドも多く置いてありました。

あまり日本の百貨店の変わりません。一階はコスメやフレグランスにするという不文律は世界共通なのでしょうか。

 

 

その他に地元のドレスショップ的なところで私はグリーンのニットタイを購入。

下地はそこでチーフを購入したり、その後ぽつんとあるキオスク見たいな売店でイカしたストール発見して購入したりなどをしておりました。

 

 

 

 

アテンドの方にお勧めされたトラットリアで夕ご飯。

タリアータがおすすめとのことで、スタッフの方に「タリアータってのをお勧めされたんだけど…」

というと、昨日食べたTボーンステーキを指さされました。

肉の刺身のような感じ。とアテンドの方には言われていたので、「?」と思い、「タリアータってのはTボーンステーキのこと?」と聞くとYES。

腑に落ちないまま注文。なんと二夜にわたりTボーンステーキを食べることに。

 

おいしかったので全く問題ないのですが。

後で日本語タリアータと調べると、やはり肉の刺身のような食べ物が出てきます。

「切られた」という意味があるので、切られているTボーンも、現地ではタリアータなのかな?と思いました。

 

 

(夜の地下鉄)

 

 

 

 

 

 

 

まぁこのミスコミュニケーションも旅のウケるところかな。と納得させ。ホテルへ。

夜のイタリアは怖い印象でしたが、そこまででした。

(帰りに話しかけてくる変な奴もいましたが…)

 

 

楽しかったですがやはりへとへとなため、ホテルに帰ってから、またもや即就寝。

 

 

そろそろ旅も終盤に近付いてまいりました。

本来はこのブログでドーメルオフィスへ訪問したこともお話ししようと思っていましたが、長くなってしまうので次回。

 

 

以上石井でした!

 

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