【ZERBINO-ゼルビーノ-銀座店blog】
皆様こんにちは!
ZERBINO-ゼルビーノ-銀座店の川端です!
それでは前回に引き続き第2部ということで。
皆様もコーディネートを組む際のご参考にしていただけたらいいなと!
私の主観でちょっとした感想も載せたいと思います!
早速!
まずお一人目!

アイテムのレイヤードが妙ですね!
「スーツの上にオーバーコートを着る。」
私たちもお勧めしている着こなしです。
私が思うこのコーディネートの最大のポイントはグレーのトーンを重ねたモノトーンのグラデーション。
そして、大胆なヘリンボーンのオーバーコートが無地になりがちな冬の装いに圧倒的な存在感と立体感を与えています。
シンプルな色の組み合わせではあるのですが、ツイードならではの素材感と、ヘリンボーンがこの方ならではのダンディズムな雰囲気に拍車を掛けてるように見えます。
また、中のスーツに霜降りのあるライトグレーをチョイスすることで、重たくなりがちな冬のスタイルを軽やかに見せているように感じますね。
こうやって見ると、ベストの存在は重要。
Vゾーンに奥行きが出て綺麗なレイヤードを演出しているのと同時に、人としての重みや威厳を意味しているようです。
コートがツイードなので、そこも考えているのではないでしょうか。
抜け目のない他のアイテムにも注目です!
まずはアイウェア。
洒落者にとって、アイウェアの拘りは外せないところ。
このグラデーションが効いてるサングラスはクラシックな装いに現代的なエッジと大人の色気を加えていますね。
流石イタリアです。
因みにピッティに参加しているほとんどの人がアイウェアを掛けていました。笑
続いてシューズ。
敢えてオックスフォードではなく、ローファーを、またペニーローファーを合わせることで、絶妙な抜け感を表現しているのだと推測しています。
イタリアらしい軽快さと言うのでしょうか。
最後はタイ。
密かに主張するタイ。
色味は全体の雰囲気を崩さないような静かなグレー、ウールの質感で高級感を演出していますね。
まるでZERBINOで扱っているコルサルートセッテピエゲのようなディンプルのしなやかさです。
とても綺麗!
全体のバランスはシンプルながらも何を伝えたいのかがミクロな視点から伝わってくる装いは、感動すら覚えます。
まるでイタリアンクラシックの代表のようなコーディネートではないでしょうか。
続きまして!
こちらのお二人。

左の方から。
本当に電話をしているのかと思うくらいにカメラを向けると反射的にカメラ目線になってくれました。笑
ピッティにいる方たちはカメラセンサーでも搭載されているのでしょうか。笑
全体をモノトーンとニュートラルな色でまとめたコーディネート。
黒のベレー帽を被り、一見雰囲気はフレンチを漂わせていますが、細かいアイテムを探ると、男臭いアイテムも垣間見ることができます。
1番表に出ているグレーのグレンチェックコートが全体を上手く纏めているような、各アイテムを上手く引き立てる役をしているような…。
表現が難しいのですが、私の中ではその感覚です…。
グレーという色味だからこそ、下から覗くオフホワイトのパンツや黒のベレー帽を強調させ、嫌味なくユーロな雰囲気を醸し出しており、グレンチェックがより上品さを演出しているかのようです。
それだけでは終わらず、ラグランスリーブのラフさに合わせるように中にはデニムシャツと、差しとしてローゲージの赤ニットというレイヤード。
そして、それをわざと裾口から出して、敢えて見せているのは心憎い演出ではないでしょうか。
また、コートがベルテッドであることによって、シックでストイックな雰囲気とラフで柔らかい雰囲気のメリハリを付けているかのようですね。
ラグランにベルテッドの格好良さを再認識しました。
足元はブラウンのスウェード。
最近のブログでもお話したVフロントのダービーシューズです。
本当に使いやすいアイテムだと思います。
(早く作ろう。笑)
ナチュラルに馴染んでいますね。
「色、アイテム、素材をしっかり考慮しているからこそ、お洒落に見える。」
そんなことを物語っているコーディネートのように私は感じました。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
そして、右の方。
今となっては定番ともなってるくらいのミリタリー×テーラードの組み合わせ。
「野暮ったさ」と「エレガンス」を絶妙に同居させたコーディネートです。
M-51や65のモッズコートやフィールドジャケットを着ている人は広い会場内でもコンスタントに拝見しました。
少し前からミリタリーアイテムをテーラードと合わせるのは定番となっていたかもしれませんが、今もなおトレンドの一角を担っている気がします。
私は「踊る大捜査線」が好きでして、私が学生の頃は家でドラマや映画を見ることが「当たり前」になっていたのですが、青島の衣装がピッティでの「当たり前」になっていると思うと、あのドラマの衣装担当の方はすごいのでは?と思ってしまいます。
(「踊る」の衣装はファッションという観点ではなく、正に実用面を意識した感じだとは思いますが。笑)
ただ、本当に今ではピッティのスナップを見ると必ずと言っていい程モッズコートを羽織っている人がいますよね。
そして、この方は中にグレーヘリンのツイードスーツを合わせ、ボリューム感のあるこれまたグレーヘリンのキャスケットを被っています。
統一感を意識した組み合わせ。
ここまでのいい意味で「野暮」な流れから、さらに中を見るとハイゲージの黒ニットにデッキシューズのような黒のレザーローファー。
デッキシューズ風というところが個人的には惹かれるポイントです。
また、首元にはモノトーンのネッカチーフを巻いており、さり気なく綺麗めな印象を演出しています。
このコーディネートを見て本当にアイテムのコントラストが素敵だと感じました。
カジュアルからドレスに持っていくのに、無理のないアイテムの組み合わせをちゃんと意識されているのではないでしょうか。
「細かい気遣いは実は服装に出ている。」と語っているような姿は私にとても響きましたね。
ピッティには見えない気遣いをされている方が沢山いらっしゃるように私は思いました。
ファッションは自由でもあるので、人それぞれ楽しむことが大事で比較する必要はないのですが、何か悔しさすら感じられ、自分を省みる良い経験でした。

最後に4人組の「格好良い男達」を!
本日はこの辺りで。
次回が最後となります。
厳選したファッショニスタを是非最後までお楽しみください!
川端 將勢
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