【ZERBINO-ゼルビーノ-新宿店タテサワblog】
皆様こんにちは!
ZERBINO-ゼルビーノ-新宿店の舘澤です!
本日は、私物の4つ釦ダブルスーツをご紹介いたします。
盛夏用のスーツとして4つ釦のダブルジャケットを
初めて仕立ててみたので
様々な目線から感想を伝えれたらと思います!
Fabric:MINOVA
品質:Wool 60% Mohair 40%
※こちらは品切れ生地になります
使用した生地は「MINOVA」のウールモヘアです。
「MINOVA」は日本の老舗毛織会社「御幸毛織」と
あのDORMEUIL社が共同出資により運営されたブランドです。
日本と英国の融合により、高品質な生地を生産しております。
御幸毛織が英国法人として設立し生地の生産は
英国の工場(ハダースフィールドなど)で行われています。
英国生地伝統の打ち込みのしっかりとした織りが特徴で仕上げや
整理にも伝統的な工程(ロンドンシュランクなど)を採用し「英国らしい」
仕上がりとなります。
※ロンドンシュランクについてはこちらに詳しくまとめております。
London Shurunk by MARLING&EVANS
そんなMINOVA社が織り上げたウールモヘアは
盛夏用の生地として最適な選択です。
Mohair(ヤギの毛)の混率は40%と高混率で現代では珍しい贅沢な生地です。
モヘア特有のキラキラとした光沢感が高級感を演出してくれます。
さらに、通気性と放熱性に優れ、夏のじめじめとした嫌らしさを
かき消してくれる頼もしさがあります。
モヘアは伸縮性がほとんどないので仕立てる際はサイズ感に要注意ですが、
素材の伸縮性に頼らず着やすいサイズ設定ができるオーダーメイドの
強みを遺憾なく発揮できる生地でもあります!
盛夏用として仕立てたこちらのダブルスーツは、重厚感を演出しつつ
重くなりすぎない季節感のあるスーツ というテーマで構成しました。
ダブルブレステッドですと6×2のデザインが多いですが、
今回は盛夏用という事もあり4つ釦下掛けにして6×2よりも
やや軽やかに仕上げました。
↑ 6×2のダブルブレステッド
↑ 今回仕立てた 4×1 (4つ釦下掛け)
ジャケットがクラシックなデザインなので、スラックスも
いつもより太くストレートにして某マフィア映画の世界観に
寄せてみました。ゆとりたっぷりのワイドストレートな
シルエットが非常に気に入っています。
4×1は初めて仕立てたのですが、今回の仕上がりで
次回以降気を付けたいポイントが
・釦位置指定
・ゴージラインを下げる
です。
下掛けにするとラペルの返り位置が
低くなり、ゴージラインからの距離が6×2
よりも離れるため、やや間延びして見えます。
釦位置指定で釦位置を全体的に上げて、
ゴージラインを通常から1.5㎝程度下げると
間延びした印象にならず見栄えがいいなと感じました。
次回4×1を仕立てる際に変えてみようと思います。
長くなりましたが、この日のコーディネートが
大変気に入ったので写真を撮りBLOGに書き出してみました。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
ではまた!
ZERBINO新宿店 舘澤
関連記事








